2013年4月28日日曜日

景気とゴミ

今の政府、および多くの国民は、景気を良くするには、お金の循環をよくする、つまり、物を買わせることが必要と考えているようだ。
どんどん物を買えという。それによって、企業が潤い、景気が良くなるという。

でもね、日本の家は、既に物であふれているんですよ。古くなった電化製品を新しいものに買い換えようとおもったら、その都度、古い物を処分しなければなりません。私の住んでいる岡山市の例でいうと、ほとんどの電化製品は粗大ゴミとして出さなければならず、次のステップを踏んで捨てることが必要なんです。
1.市役所に電話をして、何をゴミとして出したいのか、説明をして、ゴミ出しの金額を聞く。そのときに、ゴミを出す日を打ち合わせる。
2.コンビニなどに行って、言われた金額のゴミ出し券を購入する。
3.打ち合わせた日の朝に、そのゴミ出し券(シール)をゴミに貼って、ゴミ捨て場に出す。
という手順です。

面倒くさいということと、お金が掛かるということがあって、なるべくしたくありません。いくら新しい物が安くても、古い物を出すために500円も1000円もかかっては、その気持ちも失せるというものです。

かくして、家の中は古い電化製品が山積みになり、新しい物は買いたくても買わずに我慢するということになります。

ものを買わせようと思うのなら、粗大ゴミの収集を無料でサービスしたらどうでしょうか。そうすれば、おそらくものすごくたくさんの家庭内に山積しているゴミがどっと出され、すっきりすると同時に新しいものがたくさん売れるでしょう。

買えと言うのをやめて、ゴミをどんどん引き取る。これが最も効率的な景気対策になります。
 
ちょっと山にハイキングに行ってみると、山の中に捨てられたテレビや冷蔵庫などがまさに「ゴミの山」になっているが、こうした回収をすれば、減らすことが出来るでしょう。ゴミを集めることにお金を出させるとこういうことになります。しっかり消費税を取って、税金で処理すべきと考えます。

ついでに一言。
普通ゴミについては、市はゴミを減らせと強くおっしゃる。また、駅や公園など、ゴミがたくさん出てくるはずのところにゴミ箱がない。かくして、物の陰やベンチの下など、至る所にゴミが捨てられる。こんなことが「正常」ですか???公共の場所のゴミ回収をやめるなんぞは、行政の怠慢としか思えない。「いや、やりたくても回収費用がなくてね」という声が聞こえそうである。文明国であれば、そうしたことが出来ないほど行政がお金に困ってはいけないと思う。その理由は、必要な税金をきちんと徴収していないからである。

 ゴミを減らすことは強く市民に要請されていることである。
極力、ゴミではなく、資源にする資源化ゴミにするということに努力を求められることは理解できる。これは当然そうすべきだが、誰でも、それが容易にできるように、行政としてできることがもっとあるのではないかと思う。回収方法に工夫が出来るのではないかということ。
しかし、それだけではないはず。ゴミを減らすためには、現在のゴミの内訳をもっと分析して、原因を封じ込めることをしないと抜本的に改良できない。おそらく、食品の包装がかなりの部分を占めているものと思われる。そうであれば、食品の包装の簡素化や禁止について、行政から規制や指導をしてほしい。消費者が一旦手元に来た包装紙を資源化することは容易ではない。容易なことは、唯一、「買わない」ということでしょう。いいんですか?安倍総理。

 片や、景気を良くせよと言いながら、ゴミの問題に何の工夫もしないというのは、大いなる矛盾であることを言いたかった。